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屋根の重要性

屋根に求められる様々な条件

屋根(屋根材)には様々な条件が求められます。
建物の外観としてのデザイン性はもちろんのこと、生活環境や建物の寿命に関わる重要な要素が多く含まれているのです。

以下を参考に、ご自宅の屋根のチェックをしてみてください。
不安な内容、ご相談等ございましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。

屋根の自己診断項目をチェック

屋根に求められる主な役割

日本は雨が多い

雨から守る(防水性)

雨の多い日本において、雨対策は必須条件。雨漏りを放置しておくと、建物内の湿度調整が上手くいかなくなり、生活が不快になるだけでなく、柱、内外壁、外壁を腐食させ、更には耐震性の低下、そして建物自体の寿命を縮めることとなってしまいます。

台風が多い日本

風から守る(耐風性)

台風の多い日本、そして近年の異常気象により、今まで以上に風対策を意識しなくてはならなくなってきました。屋根は形状・釘穴位置など、耐風性を十分に考慮し設計された製品を使用し、ズレや剥がれ、落下を防ぐため、1枚1枚しっかりと固定する必要があります。

屋根は常に陽射しを受けています

陽射しから守る(断熱性)

建物の屋根は、陽射しを直接受け、常に外気と触れています。その屋根の断熱性を高め効率的にすることで、夏の室温上昇を最低限に抑え、冬においても快適な室温を保つ手助けを担っています。断熱性をしっかりと行なうことで、屋根裏の結露を防ぎ、耐久性を上げることにもつながります。

災害時、屋根に求められる役割

地震から家を守る

地震から守る(耐震性)

平成7年、阪神淡路大震災では多くのビルや住宅が全壊、半壊し、大勢の方が建物の下敷きとなり、犠牲となってしまいました。

建物は、屋根を軽くする事により、重心を低くする事が可能となり、地震による揺れを少なくすることができます。更に全瓦連(社団法人 全日本瓦工事業連盟)では、震災の経験を元に大地震にも耐える事ができるガイドライン工法を策定し、耐震実験ではガイドライン工法で施工された瓦屋根が大規模な地震に強いことを実証、その意義をアピールしています。もちろん弊社も同工法による施工を行なっております。※住宅については、公庫基準以前(1981年5月以前)の耐震性の少ない住宅の全・半壊が目立ちました。

もらい火を防ぐ

火から守る(防火性)

屋根材に不燃材料・不燃下地を使い、もらい火による火事の被害を少なくし、防火性をアップ。

落下物から守る

衝撃から守る(耐衝撃性)

屋根には、天災、人災による落下物などから、建物を守る必要性がるため、強さも重要な要素に上げられます。

他にも屋根には、このような役割があります

外の音を抑える

遮音性

外の音を抑えることも、屋根の重要な役割です。これは素材や施工方法によって変化します。

外壁を守る

外壁を守る

建物の外壁を雨や陽射しから守る役割もあります。外観のデザインにも関わることですが、注意が必要です。

あなたがお住まいの建物の屋根は大丈夫ですか??

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屋根材の種類・それぞれの特徴

粘土瓦

釉薬瓦(陶器瓦)

釉薬瓦(陶器瓦)

表面にガラス質のうわ薬を施し焼成した瓦で、釉薬の種類で
青系、黄色系、橙系などの色の瓦があります。

いぶし瓦

いぶし瓦

こちらは釉薬を使用せず、焼成後に蒸し焼き~燻化させ、
表面に銀色の炭素膜を形成させます。

形状

J型(和風)

J型(和風)

日本に古くから伝わる瓦で和形ともいいます。

F型(洋風)

F型(洋風)

長方形状の瓦で平板、フランス型ともいいます。

S型(洋風)

S型(洋風)

洋風タイプの瓦で、スペイン形ともいいます。

T・ルーフ

【T・ルーフ】

ガルバリウム鋼板に天然石チップを吹き付けた、
軽量で頑丈な屋根材です。

セメント瓦

【セメント瓦】

形状は様々なものがあります。
洋風住宅に使われることが多いです。

スレート瓦

【スレート瓦】

セメントにファイバー(繊維)を混ぜ、板状に形成した屋根材です。

金属瓦

【金属瓦】

銅葺、ガルバリウム鋼材など、デザイン性にも優れ、
軽く水分を吸収しないのが特徴です。

商品毎の細かい比較はこちらでご確認ください。

お客様の環境や建物に合わせ、快適な生活につなげられるよう最適なご提案をさせていただきます。

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